靴と車の構造を考えると共通点があります。
靴の靴底(ソール)は唯一地面と接触している部分なので車でいうとタイヤ。中敷きとの間にあるクッション材などはサスペンション。中敷き(インナーソール)は人間の肌に触れている部分では唯一重力を受けるので車でいうとシートです。
そう考えると靴底は滑らない事や減りにくいのが大事だし硬すぎるとゴツゴツとして歩き心地が悪くなります。
中材はソールで吸収しきれない衝撃を和らげるだけでなく剛性を上げるのに必要な部分です。
そしてインナーソールは走ったり止まったり曲がったりと激しく動く足(体)を支えないとならないので踵を包み込むような形と高反発な素材が求められます。
シートがソファーの様にふかふかだったらカーブを曲がるたびに体が踏ん張れず疲れてしまいますが
靴にも同じことがいえると思います。
すべての素材の特性が合って初めて歩きやすい靴になります。
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